2011年モデル シェルビーGT500 コンピューターチューニング 詳細レポートです。
日本でも、ポニーカーブームの再来とやらで、マスタングや、カマロを輸入販売する
ショップさんが増えました。
さらに・・・
ノーマルでは、物足りないという「売り手側」の勝手な判断なのか?
それとも、「高い価格」で販売できるという「商売面」からなのか?
メーカーチューンドの「スペシャルモデル」を積極的に販売するショップ様が目立ちます。
そして、メディアの多くは、「最高」「最高」と褒めちぎり、
買うなら、ハイパワーチューニングモデルしかない!という状況を作り上げています。
が、しかし・・・
本当のところは、どうなんでしょうか?
実際に購入した方に聞いても、
買ってしまった後ですから、仮に不満があったとしても、
自分の車について、多くを語らないと思われます。
そうです。
チューンドモデルには、ハイパワーであるが故の、「乗りにくい理由」が存在するのです。
以前にも、何度も書いていますが、
メーカーのチューンドモデルを否定する訳ではありません。
保証の問題もあり、どうしても「万人受け」が前提のプログラムとなっております。
いわゆる「つるし」状態で乗ると、ノーマルよりも、かえって不満部分が目立ってしまうのです。
それでは、何か、解決方法はあるのでしょうか?
そうです。
楽しく乗るためには、コンピューターの「個別チューニング」が必要になるのです。
今回ご入庫いただきましたM様も、購入直後より、下記悩みを抱えておりました。
・街乗りがかったるい
・低・中速のパワー不足。
・出だしがギクシャクしてて、クラッチミートが難しい。
(昔のキャブ車のスーパーカーみたいに回転を上げないとエンストする。)
・スーパーチャージャーなのに、昔のドッカーンターボのようにブーストが入る。
・コーナリングでアクセルを踏むのが怖い。(スピンする可能性が高い)
これも、何度も書いていることですが、
ACPTは、パワーをあげるだけのものではありません。
オーナーの好みに合わせて、扱いやすいように「正しくチューニングすることができる」( → この正しくが重要)
日本唯一のコンピューターチューニングです。(断言できます)
スロットルを開け始めてて、ブーストが入るまでのNA時にパワーが出るようにセッティング、
ブーストが入るまでと、その後のつながりが、とてもスムーズになりました。
かなり乗りやすく調律できましたが、それでも、ペダルの「べた踏み」は危険です。





M様は、A級ライセンスを保有されており、今後、シェルビーもサーキットに持ち込む予定だそうですが・・・
チューニング後、
「全然違いますわ~ 街乗りが楽になり、楽しいですわ~」
「パワーがリニアーになったので、運転しやすくなった。」
「絶対にサーキットタイムがよくなる!」
とお褒めの感想をいただきました。ありがとうございます。
最近は、CANNED TUNE のプログラムに少しだけ手を加える業者様が
現れているようですが、そのこと自体は良いとしても、
根本的に間違った方向性のチューニングを施してしまっている事例を見かけます。
危険です。
何度も、何度でも書きますが、
「最新モデルでも、できますよ!」
という言葉につられ、失敗したあとに、「高い授業料だと思ってあきらめる」なんてことは、
「今どきやるべきこと」ではありません・・・
他にも、「チューンドモデルをコンピューターチューニングすると、データが飛びますよ!」
など・・・
チューンドモデルを購入しようと思っている皆様。
(もしくは、そのようなお知り合いが居る皆様)
間違った情報に、振り回されるのは、2010年で終わりにしてください!私のビジネスパートナー(日本人)曰く、
2011年から、日本における北米車業界において、
「北米車のコンピューターチューニング」状況は
大きく変わっていくそうです。
できるところと、できないところの差がどんどん開くようですね。
皆、「できるところ」とタッグを組みたくて、水面下で相当動いているようです。

ihihihi
私のところで、チューニングをやるか、否かは、別にして、
一度、ご相談ください。
「痛い目」にあわない為にも・・・
きっとお役に立つと思いますよ。

ロミオ
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テーマ:アメ車 - ジャンル:車・バイク
- 2010/12/31(金) 09:42:47|
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