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クライスラー・ダッジ・ジープ コンピューターチューニング " 2015年問題 " について

西暦2000年問題

今から15年前・・・
西暦1999年から2000になると 「コンピュータが誤作動する可能性がある!」 
とされた問題ですが覚えてますか?(笑)

当時は 「飛行機が落ちるかも?」など
思わぬところで機能停止の危険があり得ると指摘されていましたね

あたかもフェイルセーフで設計されたものがこの世にないかのような過剰反応も見られました・・・(苦笑)

実際は各種対策の介もあり? さほど 「大きな問題」 にもならず
「一体なんだったの?」 的な印象だけが残っているような気がしますね!

ところが・・・

北米車コンピューターチューニング業界 において
クライスラー・ダッジ・ジープ車で まさに 「今」 発生しているのが

「クライスラー・ダッジ・ジープ PCM 2015年問題」 なんです!

そうです!
メーカーが コンピューター(PCM)に 完全ロック を掛けてきたのです。

2011年問題の再来とでも言いましょうか? あの時はなんとかなりましたが
今回は妥協無しのロックなのでしょうか?・・・

※2011年問題の内容と、その時チューニングデバイスメーカーはどう対処したか?については
超長文になってしまう為、ここでは割愛させていただきます

ロックを掛けてあると言っても
もちろんディーラーのスキャナー 「wiTech」を使って 「対策データ」 をリプログラムすることはできます。

つまり・・・

今までのように 「市販のチューニングデバイス」 を使用してのチューニングが
「簡単に」 できなくなってしまったのです

もちろん、各チューニングデバイスメーカーも
「これからのクライスラー・ダッジ・ジープは対応していません!」なんて
商売を諦めるようなことを言う訳もなく 「対策商品」を出してくるようですが・・・

そう簡単なことでは無いという現実を
今回のテックトークで理解していただけると幸いです・・・

対策商品といっても、いきなり複数のモデルラインナップに対応する訳ではありません

デバイスメーカーが急激に「複数モデル対応のプログラム」 を用意してきたとしても
ロック解除の行程があることで、以前のような「1デバイス⇔1モデル」と変わらない煩わしさが残るのです

コンピューターチューニングに詳しいテックトークファンの皆様なら
お解かりですね!

デバイスが用意されても
現時点では日本国内で
ロックを解除できないんですね (涙)


では、どうするの?という皆様

ACJ は日本で営業するアメリカの会社であることを思い出してください!(笑)

いひひひ~

そうです。 当社では もちろん 
「ロック解除」 は 可能 です

つまり ACPT においては何の問題もない のです。






ここで ちょっと確認 ですが・・・

まさか、このような基盤の写真をアップすると
「中のチップやらなんやらを交換することで、サクっとロック解除をしているだろうな?」
な~んてこと想像してないですよね?

もちろん、そんなことでは解除できません(苦笑)
「プログラミング プロトコル」 を把握していないことには
どうしようもないのです

よくあることですが、「コンピューター解析が詳しいよ!」 ということをアピールする際、
上記のような「基盤」の写真をアップしがちです (汗)

プロトコルの解析を文字や写真で「わかりやすく」紹介するには限界があるので
「致し方なく」基盤写真をアップしてみました。 ご了承ください・・・

いひひひ~

ACJ は、ロックを解除できるだけでなく
早くも下記モデルに対して ACPT 2015 対策プログラム のご用意ができております。

ACPT PCM CHRYSLER/DODGE/JEEP 2015 MODEL LINE UP
■ クライスラー 300 3.6L / 5.7L / 6.4L
■ ダッジチャレンジャー 3.6L / 5.7L / 6.4L / 6.2L ヘルキャット
■ ダッジチャージャー 3.6L / 5.7L / 6.4L / 6.2L ヘルキャット
■ ダッジラムトラック 3.6L / 5.7L / 6.4L
■ ダッジデュランゴ 3.6L / 5.7L
■ ジープグランドチェロキー 3.6L / 5.7L / 6.4L
■ ジープラングラー 3.6L

さらに・・・
ここから重要なお話です

追加情報として
メーカーは「チューニングできないように」ロックを掛けただけでなく
最新の PCM には 「データ書き換えを何回実施したか?」 という
「カウンター機能」 をつけてきました。

メーカーの対策キャリブレーションの回数と実施レポートより
明らかにデータ書き換え回数が多い!? 

ん? お客様、コンピューターチューニングして、元に戻しましたね??

そうなんです。

「何かあったらノーマルデータに戻せばいいや!」
では無くなってしまうかもしれませんよ~

「またこの外人、大げさに言ってるよ~」
と思った貴方!

よーく 冷静にお考えください

今後、2015年モデル以降の クライスラー・ダッジ・ジープ車にコンピューターチューニングを施すにあたり

1) ロック解除をしてチューニングできる だけでなく
2) ノーマルデータへ戻すことへの即時対応 はもちろんのこと
さらに
3) カウンターで監視されていること への処置も含め

PCMの 「プログラミングプロトコル」の理解度が高い

ショップでの作業が必須ということになりませんか?

言い換えるなら
= 安心してコンピューターチューニングを任せることができる
と言うことではないでしょうか?

ただ、すべてのお客様が当社に来てくださる訳でもなく・・・
いろんな選択肢もあって良いと思いますが、
果たしていかがなものでしょうか?

今回は テックトークというより、テックインフォメーションといった内容でしたね
なかなか知ることができないことから最新の情報まで
ますます ACJ から目が離せないようになってもらえると嬉しいです!

ロミチャンネル・テックトーク に STAY TUNED ! (笑)


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  1. 2015/07/08(水) 15:39:06|
  2. ACPT コンピューターチューニング
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Romitune-ロミチューン

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